ガラスや鏡の汚れ落としを自分でやるのは危険?
先日のブログでは、ガラスについた線キズの補修の施工前後をご紹介させていただきました。
→ガラスについた傷を消して新品同様に
お客様の中でも、
「気がついたら洗面台の鏡やガラスが傷ついていた」
「水垢を落とそうとゴシゴシこすったら傷ついてしまって…何とかならない?」
という声をよく聞きます。
そこで今回は、自分でガラスや鏡をキレイにする際の注意点についてお伝えしたいと思います。
ガラスの汚れは自分で落とせる?
そもそもガラスや鏡についた汚れは、自分で落とせるのでしょうか。
ネットで調べると、
・ガラスについたウロコ状の水垢を取る方法
・吸盤やラベルの跡を取る方法
・黒い点々汚れを取る方法・・・
などと色々出てきます。
これらを見ていると、簡単に落ちそうな気がしてきますが、実はそうではない場合もたくさんあります。
自分でやるとうまくいかない理由
ここからは、ガラスや鏡の汚れ落としを自分でやるとうまくいかない理由についてお伝えします。
1.汚れの種類が特定しづらいから
そもそも、ガラスについた汚れにはどんなものが含まれているのか、把握できているでしょうか。
例えば、同じ水垢でも窓ガラスにつくものと浴室の鏡につくものとでは、汚れの質が違います。
具体的にいうと、窓ガラスにつく水垢は、水に含まれるミネラル成分や雨に混じったチリやホコリといったものがあります。
浴室の鏡の汚れは、これらにプラスして石鹸カスや皮脂が加わります。
汚れは反対の性質を持つ洗剤を使用すると中和されるのですが、この汚れの性質が正確に理解できない限り、きれいにすることはできないのです。
2.洗剤でも落ちない汚れは無理にこすろうとするから
そして、洗剤で思ったようにキレイに落ちなかった汚れに対しては、たいていの方が擦って落とそうとします。
しかし、ガラスや鏡はとても傷つきやすく管理が難しいです。つまり、良かれと思って使った掃除道具で、簡単に深い傷がついてしまうのです。
一番やりがちなのが、メラミンスポンジで擦ってしまうこと。
確かにメラミンスポンジはキレイに汚れが落とせているように見えますよね。
一見柔らかそうに見えるメラミンスポンジですが、実はとても硬い素材なのです。
メラミンスポンジの原料であるメラニン樹脂の硬さは、「鉄」と同等の硬さがあるんだとか。
だから汚れだけでなく、汚れが付いた鏡やガラスまでもを削り取ってしまうのです。
つまり、メラミンスポンジをガラスや鏡に使用することで、深い傷がついてしまうのです。
鏡を傷つけてしまったお宅のガラス再生研磨
実際に鏡を傷つけてしまいご相談のあったお宅にお邪魔させていただき、ガラスの再生研磨をしましたので、その様子をご覧ください。
施工前の鏡の状態は、このような感じでした。
弊社のガラスの再生研磨の技術を駆使すると・・・
このように傷跡が一切なくなりました。
鏡やガラスについた汚れ落としは、プロにお任せ!
すぐに拭き取れるような鏡やガラスの汚れは自分でも落とせますが、少し時間が経ってしまったり、ちょっとふき取るだけでは落ちないような汚れを自分で何とかしようとするのは、ガラスや鏡をかえって傷つけてしまう原因となります。
すると結果的により多くの時間とお金がかかってしまいかねません。
そうなることを避けるためにも、ガラスや鏡の頑固な汚れが気になるのであれば、自分で何とかせずに一度弊社へご相談していただければと思います。
弊社は三重県にありますが、県外出張も可能です。ガラスの傷にお困りの際はぜひお気軽にご相談ください。
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石材・ガラスの再生専門店
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