鏡やガラスのウロコ落とし【旅館の大浴場】
先日は、旅館の大浴場にあるタイルと赤御影石の水垢落としについてご紹介させていただきました。
詳しくはこちら
→旅館にある大浴場のタイルと赤御影石の水垢(温泉成分の汚れ)落とし【三重県鳥羽市】
今回は旅館の大浴場にある鏡のウロコ落としをさせて頂きましたので、それについてお伝えしますね✨
施工前の鏡の状態
施工前の鏡の状態は、このような感じでした。
鏡の下半分がウロコによって、映っているものが見えにくくなっています。
これを、鏡を傷つけないように研磨していくのですが、まずは使用するポリッシャー、バフ、薬剤を決める必要があります。
使用するポリッシャー、バフ、薬剤を決めるためのデモ施工
このような鏡についたウロコは、そのウロコの原因である水質やウロコができた環境によって硬さが異なってきます。なので、“鏡のウロコ落としならこれを使う!”といったものは存在しないのです。
そこで大切になってくるのがデモ施工。
デモ施工は、1番綺麗に落とせるポリッシャー、バフ、薬剤の組み合わせを探して決める作業です。
しかし、この組み合わせを探るのがとても大変ですし、この組み合わせが決まらないとキレイにすることができません。そのため、デモ施工は最も重要な過程であると同時に、腕の見せ所💪とも言えます。
デモ施工で決定した組み合わせを使って研磨
いよいよ研磨の開始です。この段階ではポリッシャーの回転数と力の入れ具合を調整して、ウロコを落としていきます。
ポリッシャーの回転数を速くすれば汚れが落ちやすいのですが、そうするとガラスに傷がつくうえに、摩擦の温度で割れる可能性もあります。ですので、この調整がとても難しく、熟練の技術が必要になってきます。
施工後の鏡
施工後は、このようなキレイな鏡が戻ってきました✨
ガラスについた温泉成分の汚れも除去
ガラスについた温泉成分の汚れも、
一部分を研磨したところ、ぼやけて外が見えなかったガラスの視界が一気に開けました🥰
このように、鏡やガラスについたウロコや温泉成分の汚れは、鏡やガラスを傷つけることなくキレイに落とすことができます。鏡やガラスがキレイに保たれている旅館では、お客様もより気持ちよく過ごせていただけるのではないでしょうか。
鏡やガラスについたウロコや温泉成分の汚れは、日々の清掃ではなかなか取れません。しかも時間とともに頑固な汚れとなってしまいます。さらに、自力で研磨剤を使ってウロコ落としをしようとすると、さらに鏡やガラスに傷をつけてしまうことも少なくありません(実際に、自分で汚れを落とすつもりがさらに傷つけてしまって、なんとかなりませんか?といった依頼は多くあります)。
鏡やガラスについたウロコや温泉成分の汚れは、ぜひガラス再生の専門家である“すきや極”にお任せください。弊社は三重県にありますが、県外出張も可能です。お気軽にご相談ください。
■□■──────────────■□■
石材・ガラスの再生専門店
株式会社すきや極
〒517-0011 三重県鳥羽市1-3-13
TEL : 059-925-2333
FAX : 059-925-2354
■□■──────────────■□■